前口上と言う名の無駄話
ホープフルS、と言えば館主が競馬を観始めた頃は有馬記念当日の3(2)歳OP戦の名前でした。ですが、今現在毎年行われている”G1"のホープフルSの前身は'14年まで有馬記念の前日に阪神で行われていたG3「ラジオたんぱ(NIKKEI)杯3(2)歳ステークス」ということに、なっているそうです。朝日杯FSが中山から阪神に引っ越ししたのも'14年でしたから、交換するような形でそうなったのでしょう。
「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」には思い入れが沢山あります。ヘタなG1以上に、です。最愛のダンスインザダークが世間に知られるようになったのはこのレースで3着*1になった頃からでしょうし、ざっと勝ち馬を挙げてもナリタタイシンにタヤスツヨシにメジロブライトにアドマイヤベガと、錚々たる顔ぶれが並ぶのです。が、なんと言っても「白眉」たるは、'00年の、最後の「3歳ステークス」だった当レースだと思っております。
1着「後の皐月賞馬」アグネスタキオン、2着「後のダービー&JC馬」ジャングルポケット、3着「後のNHKマイル&JCダート馬」クロフネ*2という、名前だけ並べても凄いですが、このレースの内容がまた凄いのです。観たことない方は、ぜひ!貼っておきますんで!^^;一見の価値大いにあり、です!
予想
🐴🎫ホープフルS
— みずしなまさとし (@march_rapid) 2023年12月28日
ゴンバデカーブースから
ヴェロキラプトル
アドミラルシップ
シンエンペラー
シリウスコルト
レガレイラ
センチュリボンド
https://x.com/march_rapid/status/1740176103615152576?s=20
結果
着順 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手名 | 重量 | 調教師 | タイム/ 着差 |
推定 上り |
人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 13 | レガレイラ | 牝2 | C.ルメール | 55.0 | 木村 哲也 | 2:00.2 | 35.0 | 1 |
2 | 6 | シンエンペラー | 牡2 | B.ムルザバエフ | 56.0 | 矢作 芳人 | 3/4 | 35.7 | 2 |
3 | 5 | サンライズジパング | 牡2 | 菅原 明良 | 56.0 | 音無 秀孝 | 2 | 35.9 | 13 |
4 | 4 | アドミラルシップ | 牡2 | H.ドイル | 56.0 | 相沢 郁 | 3/4 | 35.4 | 11 |
5 | 18 | ミスタージーティー | 牡2 | 坂井 瑠星 | 56.0 | 矢作 芳人 | アタマ | 35.4 | 7 |
以下⑥シリウスコルト(9),⑦ショウナンラプンタ(3),⑧インザモーメント(12),⑨ディスペランツァ(10),⑩ヴェロキラプトル(5),⑪ホルトバージ(16),⑫ウインマクシマム(6),⑬テンエースワン(15),⑭センチュリボンド(4),⑮アンモシエラ(14),[中止]タリフライン(8),[取消]ゴンバデカーブース,[取消]サンライズアース
ふりかえり(されど喜べず…)
年末最終日の半ドン仕事をてきとーにこなしつつ予想し馬券購入し、午後すぐに予定があって外出してまして、ふと2時くらいになってちょっとSNSを覗いてみたら……
ゴンバデカーブース出走取り消し??!!
軸に据えて、かの馬絡みしか買ってなかったので全額返還受けました。元返し、ということになります。反省することはないですがよりによってこれが今年最後の勝負の結末とは。不完全燃焼極まりないです…東京大賞典、勝負します?(しませんでした)
勝ち馬レガレイラ。”G1”ホープフルS初の牝馬制覇ということになりました。いやはや凄いキレ味でした。この斬れ味を産み出すのに曽祖父ダンスインザダークの血が少しでも働いていたならばとても嬉しいことです。この世代の「焦れ込み」馬はこの子に決まりです!少なくとも牝馬の中では。進む路線次第では一番応援することになるかもしれません。今年デビューで想定外(?)の活躍だった種牡馬スワーヴリチャードの子のG1初制覇ともなりました。
2着ソットサスの弟ズバットササレル( ̄▽ ̄)、もとい、シンエンペラー。その良血に恥じない力はあるのだろうと思います。…滲み出ています通りごく個人的には好みではありません。なんとなくですけど、牡馬クラシック馬はまだ埋もれてるのではないかという気がしてなりません。さもなければ、かの馬もかなり有力でしょう。
直前出走取り消しとなったゴンバデカーブース、「感冒」とのことですが、大事に至らないことを願います。阪神JF・朝日杯FSの前までは、負かしてきた相手が強いからこの馬はどれほど……と期待してましたがその強い「はず」だった相手がちょっとイマイチな結果となっただけに、果たしていかほどの力があるのかをぜひ観てみたかったです。
正直、全く気にしてませんでした3着サンライズジパング。JBC2歳優駿でフォーエバーヤングの2着、ただし後続はぶっちぎってのものでした。となると、フォーエバーヤングの評価がまた一段上がったかもしれません(喜ばしいことです)。
アドミラルシップ4着好走はちょっと気になっていただけに嬉しいですね。クラシックに出てきたらいいな、くらいに緩く追っかけてみたくなりました。
それにしても、なんとも締まらない馬券勝負納めになってしまいました…。返還を受けたことは今までにもそりゃありますが、軸馬取り消しで全部返ってきたのは初めてかもしれないです…(・ω・`)