🐢「こんばんは、焦れ込み競馬の館です。
3日で3つの目的を達成して帰る、ちょうどいい北九州の旅。最後に「ゼンリンミュージアム」を満喫しあとは新幹線で帰宅するだけ、だったはずが……館主みずしなに思いもよらないトラブルが襲い掛かります」
🐴「いや、それって日曜日にもうとっくにわかってたことでしy……」
🐢「それでは北九州の旅、第四夜、ご覧ください!」
「 2023年8月16日 午前10時
滞在四日目の朝 」
……わかる人にはわかるフォーマットで何となく始めてしまいました^^;
はい。延長戦の4日目のお話でございます。
前日までの顛末はこちらをどうぞ。
今現在はまだ先月のことでみなさまにも記憶に新しいことでしょうが、みずしなが当初帰る予定だった8月15日というのは、あの「台風接近による東海道新幹線の計画運休」が決まった日でした。
まあ、この件は旅立つ前からその可能性が高いと散々アナウンスされていたので、慌てず騒がず、運休が決定した日曜夜には宿泊先へ「1泊の」延泊をお願いしていたのでした。もちろん新幹線チケットも取り直して……翌日(つまりこの4日目)の夕方発に。
「延長戦」4日目は門司に、そして海を渡って(もぐって)下関にも行ってみようかなと考え、朝から当地へ向かいました。JR九州の在来線電車(鹿児島本線)で終点・門司港駅に向かいます。10分ちょっとです。
あまりコアな「(撮り)鉄」ではありませんが、機会があれば撮りたくなります。関東の人間には九州の車両、ただの通勤電車でも撮る機会は貴重なので、色々撮りました。
門司港駅に降り立ちます。1日目の時にちょっと触れました通り10年前に一度は来ているのですが、その頃この駅舎は工事中でしたので今回初めてお目にかかれました。
それにしても、駅舎の真正面に駅名を表すものが全く無いってのは、なかなか無いと思います……駅とわからなくて困る人居ないのかなぁなどと余計な心配が。
まずは駅から歩いてすぐの「九州鉄道記念館」に向かいます(…誰がコアな「鉄」ぢゃないって?)。10年前に来た時にはもう既に夕方遅く、閉館していたのです。ようやく来訪できました。
展示車両を一通り眺めて回ってみますが……
その中でも一番見たかったのがこの、寝台電車特急の583系です。
幼い頃からなんとなくこの特急車両が好きでした。乗ったことはもちろん見た事さえ多分無かったと思いますが。ですがつい最近、模型(Nゲージ)を手に入れたという縁もありまして^^;…この辺の話はまたの機会に追々で。
館内をざっと見て回った後、記念館すぐ近くの「潮風号」の駅に向かいます。
「潮風号」とは、門司港周辺を走っている観光トロッコ列車でして、これを終点・関門海峡めかり駅まで乗ります。時速15km、自転車くらいのスピードでゆっくり走りますが、それでも終点までは10分ほど。降りると、関門海峡が目の前です。
対岸の街・下関に”歩いて”渡るために、「関門人道トンネル」の門司側入口を目指して、少し歩きます。海岸沿いにまずは和布刈神社目指します。
和布刈神社に着くと人道トンネル入口はすぐ近くです。
エレベーターで下に降りてから海底を歩いて行きます。「人道」ですが自転車・原付は押せば通行可ということで、実際、すぐ前に原付を押して通ってるひとがいました。
緩やかに降って登って800m程を歩ききると、海底の県境を超えて本州山口県・下関市に着きます。
本州側の人道トンネル出口は「みもすそ川公園」の近くです。源平の壇ノ浦の戦いや下関戦争に因んだものがいくつか。
本州に「歩いて」渡ってこれたことに満足したので、すぐに九州に戻ることにします。来た道をそのまま引き返すのもなぁと思い、船に乗って帰ることを思い立ちました。ですがここからすぐには船には乗れないので、まずはバスに乗って「唐戸市場」を目指します。門司港駅近くに行く渡し船がここから出ています。
唐戸市場の「カモンワーフ」というところにちょっと立ち寄ります。美味しそうなご飯屋さんが立ち並んでいまして、なんとか「ふくの唐揚げ」でも食べられないだろか…などとうろちょろしてみましたが、時間帯的にどこのお店もかなりの待ち時間になりそうな模様。諦めます(−_−
カモンワーフからほど近くにある渡し船乗り場に向かいます。あの「巌流島」に渡る船もここから出ているのだとか。
10分ほどであっという間に門司港に帰ってこれちゃいました。ただいま九州。
と、関門海峡を慌ただしくも堪能して、今度こそ遅めの昼ごはんを(2時過ぎくらいになってました)。門司港駅前の喫茶店で名物「焼きカレー」をいただきました( ´ ▽ ` )
🐴「焼きカレー美味しかったですねぇ。って、これでいきなり終わっちゃうんだ。
さて、四日間にわたる館主みずしなの北九州の旅、いかがでしたでしょうk」
🐴「え?もう後は新幹線で帰ったっていうそれだけですよね??」
🐢「お楽しみにぃぃっ!!」
🐴「ねえ後は帰るだけだよねぇ?この日に帰ったんだよねぇぇ??!」