鈴鹿に向かう前のお話【前編】はこちら
Oct.28th(Sat.) Round.8
土曜日の第8戦の予選は朝9時半からであり、自宅(神奈川・川崎市某所)からでは前日入りしないとサーキットに間に合わないレベルの早朝であり、すぱっと諦めたのでした。それでも朝8時過ぎには新横浜から新幹線に乗って向かいました。四日市で途中下車して大きな荷物を今日からお世話になる宿に預けて(4月に来た時に、途中の適当なコインロッカーに預けて…と思っていたら自席まで持って行くことになってしまったという反省を活かして)再び近鉄で白子駅へ。11時半過ぎには到着でき、決勝スタート進行開始の13時半には余裕で間に合うはず……と思っていましたが、
バスが、いくら待っても、来ません。一向に、来る気配がありません((((;゚Д゚)))))))
バス会社の係の方もサーキット周辺が大渋滞でいつバスが到着するかわかりません……と繰り返すばかり。それでも12時半?もう少し後くらいにはようやくバスが駅にやってきて、比較的列の始めの方だったので乗ることは出来ました。道中はそれほど混雑している感じもなく進んでいきましたが、サーキット周辺で全く動かなくなりました。どうやら駐車場が想定外に満車になったことで色々混乱してたから、のようです。駐車場入場口を過ぎたら、動き出しましたから。まあすぐに終点でしたが。
そんなこんなでサーキットに入場できたのは13時半過ぎ!まあそれでも決勝スタートにはまだ十分時間があったので適当にお昼を買って、グランドスタンドの指定席に向かいました。席についてまもなくフォーメーションラップ開始、でしたね。
ところがレース開始後まもなく、4周目の130Rで笹原選手と大津選手が激しく交錯する事故が発生。笹原選手の車は130Rのフェンス向こう側に行ってしまうほどの激しいクラッシュでした。レースは赤旗中断となりました。
ドライバーの安否確認がされないうちは、まず事故発生時の「リプレイ」を一切映さなくなるのですよね。数年前のF2のアントワーヌ・ユベールの事故(DAZNで見ておりましたが…)以来、このリプレイが出ないという状況には暗い想像、緊張感をどうしても掻き立たされるようになってしまいました…。
幸いにも、10分程度くらいでしたでしょうか、それくらい経過後には両ドライバーとも車両から降車、少なくとも今は重傷の恐れなどはなし、という現地アナウンスがあり、まずはほっとしたのでした。
フェンスの損傷激しく(支柱が折れたほどだったそうです)、少なくともすぐの再開は無いだろうし、あるいはこのままレース終了も十分あり得るなあと思っていましたら、案の定、3周目終了の時点でのレース終了となりました。近藤真彦JRP取締役会長が自らレースの終了と状況説明をする一幕も。
その後行われた表彰式でも、特に宮田選手の表情にほとんど喜ぶ様子は見てとれず(事故の当事者笹原選手はチームメイトでしたから…)
当事者の方々はもちろん、観客たる我らもモヤモヤしたものを抱えつつ、いよいよ明日の最終戦を迎えることになったのでした。
ストレートコース開放などイベントをそれなりに楽しんだ後で、サーキットを後にしました。宿に投宿後、探しても無かったこともあって自力でポイント計算などしてみて、
とりあえず計算してみたけど、今日時点で、
— みずしなまさとし (@march_rapid) 2023年10月28日
宮田 94+2+7.5=103.5
野尻 84+3+10=97
ローソン 86+0+2.5=88.5
ですかね。
まあまだ何とも言えない感じ。
ただ……なんとなく、最後は野尻さんがかっさらっていってしまうのではという気が凄くしている。願うはもちろん宮田君の戴冠だが。
こんなことを思っていたのでした。
前編から間が随分空いてしまい、かつ、まだ続きます。これは「中編」ってことで、「後編」に続きます。